IE9ピン留め
期末試験、解答案
ごくろうさまでした。
期末試験の答案は研究室前に置いておきます。置きざらしもどうかと思うので、三月頭まで置いて、新年度にもう一週間ほど置くことにします。訂正。返却方法詳細は検討します。研究室に来てくれればお見せできます。

さて、解答案はサンプルをひとつお借りして、それにコメントをつけるかたちで。

「著者は、さらなる経済的発展のために、より高度な教育システムの改良を含む、不断の努力を必要としているのは、中国だけでなく米国も同様であると指摘している。その根拠として、今や、より知的で独創的な産業を発展させなければグローバルな競争に勝てない次代に突入したことを挙げている。その上で、米国もより高度なレベルの教育システムを構築すべきであると訴えている。」

最重要ポイントはふたつの主張です。
1.新時代の経済的繁栄のために、創造と革新の下地となる、高い基礎力に支えられた分野複合的な教育が必要であること。
2.それは、中国をはじめとする急成長国ばかりでなく、なによりアメリカにとっても必要であること。

冒頭に中国事情が入りますが、ここが論説の中心でないことを読み取って下さい(ここはちょっとしたひっかけですな)。その上で、「創造と革新」がどうして必要なのか、「創造と革新」の涵養のために何が必要かをうまく既述してパラグラフにしたいところです。
# by englishII | 2007-02-17 11:43 | 松原宏之
ゲノム創薬と免疫反応
http://www.sciam.com/article.cfm?chanID=sa022&articleID=0006ED18-FBC3-1492-BAAC83414B7F0000世界的な科学雑誌からもってきました。

現在、DNAの塩基配列の解読が完了し、個人に適応した薬。つまりゲノム創薬が盛んになっています。この研究で注目されているのが、いかに細胞膜上のイオンチャネルの閉開にかかわっているたんぱく質に薬を識別させ細胞内にとりこめるかといったことで、免疫反応から逃れ効力を発揮することです。



体の中にはホントに精巧な免疫システムが備わっています。これらのおかげでウイルスの感染が防げている、また逆にアレルギーやショック反応が起きてしまう。「へぇ~」と思ってしまうところにこうした雑誌をよむことの面白さを感じました。
# by englishII | 2007-01-31 09:28 | 佐藤 隆太
移植と子どもを持ちたいこと
まず、これをご覧ください。移植が盛んかつ、何かと倫理的な問題がかかわってくる代理母やカリ腹などは知られていましたが、新たな問題が起こりそうです。

これによると、こどもを産むのに卵巣になんらかの障害があり、こどもを産むことができない人にもう必要のないと考えている生きたドナーの卵巣を移植して誕生した子どもがいるということです。もちろん、免疫的な拒絶反応や胎児に障害をもつこともあり、問題視している人もおる。こうした、点だけでなく誰が胎児の親となるのかといった生命倫理の問題が物議をかもしている。

日本でも生殖医療においては、話題にされることが多いですが、たしかに、子どもをもちたい親にとっては、わらにもすがる思いというところがあると思います。しかし、それを全面的に要望を満たすというのが医師としての倫理観ができていないかと私は思います。とても難しい問題でデリケートなものですが、医師一人ひとりがしっかりとしたい医療倫理の確立、教育が望まれる。
# by englishII | 2007-01-31 08:58 | 佐藤 隆太
大嫌いなブッシュの次は大好きな競馬の話
NYT
アメリカ競馬でその年に活躍した馬や関係者をたたえるエクリプス賞の発表がありました。
2006年のケンタッキーダービーを制し、プリークネスステークスでは骨折しながらも完走したバーバロという馬は、結局年度代表馬はもちろん、最優秀3歳牡馬にも選出されませんでした。
しかし、その関係者はジョッキー部門や馬主部門で頂冠しています。
共にダービーを制したコンビのうち一人だけが賞を取るというのは、やはりなにかかわいそうな気がします。
エクリプス賞とは、日本で言えばJRA賞ですね。一昔前では、クラシックレースのうちどれか1つでも勝てば最優秀3歳(旧齢は4歳)馬にかなり近づき、それこそダービーを勝とうものなら年度代表馬だって見えてきたものです。しかしながら、近年GⅠレースが増え、また短距離の整備が進んできたせいか、クラシックレースの重みが薄れてきた感があります。
この記事のバーバロ(バルバロ?)もそんな不運な1頭であるのです。
このように伝統あるものがだんだん薄れていく様子は、競馬だけでなく様々なところで見られます。温故知新、古きをたずね新しきを知る、というように、すべてが右に倣えのような世の中では、やはりいろいろな問題が起こるものです。
# by englishII | 2007-01-25 12:20 | 村田 寛志
音楽協会と文化
NYT
ミックステープアルバムの販売による著作権侵害を理由にオフィス、レコーディングスタジオが家宅捜索を受けDJ Dramaが逮捕された。もともとレコード会社はアーティストの権利を守る為の存在である。しかし、彼は選曲されたアーティストからも賞賛を受けるほどの人物という。ミックステープとはhiphopというストリートカルチャーから産まれた物で、DJが様々な曲を独自の選曲とテクニックでミックスし録音した物をいう、多くの場合使用した楽曲の著作権を得ないまま流通するが、著作権を持つレコード会社側もDJによってミックステープに曲が使われる事はプロモーションの為になるので長い間黙認してきた状態だった。

本文最後にあるようにミックステープの影響で売れるアーティストはやはりいるようで、これは音楽市場の発展に貢献しているといっても過言ではないと思います。今まで黙認してきたのにもかかわらず、ここにきて急に逮捕というのは著作権侵害による重大な被害があったのでしょうか。日本でもJASRACがライブハウスやクラブに、ミックステープの件同様今まで黙認されていたにもかかわらず、近年急に「コピーをやった可能性があるから」とか「JASRAC登録をしたバンドがやったから」という理由で著作権料を支払わせています。そのお金が払えずに廃業したライブハウスもあると聞きます。「音楽の文化を守り、音楽を製作する環境を良くするための団体」であるはずの音楽協会がミックステープ、コピーバンドといった文化を尊重しないのは納得がいきません。
# by englishII | 2007-01-25 09:08 | 安達悟史
トルコで浮かび上がる二つのナショナリズム
トルコでアルメニア系ジャーナリストのディンク氏がトルコのナショナリスト男性に殺害された事件です。
日本の新聞でも取り上げられてはいましたが、犯人が逮捕されてから、この事件の記事はあまり報道されていないようです。それに引き換えアルジャジーラでは、殺害から犯人の逮捕、そして葬式の様子などが毎日トップ記事としてアップされています。中東での、この事件にたいする関心の高さがうかがい知れます。
今回の記事の前知識として、トルコが、多数のイスラム系トルコ人とその他の少数民族を含む国家であることを頭に入れておく必要があります。そして、殺害されたディンク氏は、その少数民族の一つのキリスト系アルメニア人であり、以前ディンク氏は、1915年のオスマン帝国によるアルメニア人殺害を「民俗虐殺」として記事を書いたため、トルコ政府によって「国家侮辱罪」として訴えられ、刑務所に入れられていました。

Al jazeera English 1/23
トルコでは、戦時中のアルメニア人殺害を「虐殺」と呼ぶことを法律で禁じているが、他の国においては、オスマン帝国によるアルメニア人殺害を「民俗虐殺」とすることを、議会によって認められている。ディンク氏がトルコ人ナショナリストにより殺害された今、彼の告別式にトルコ政府の重役や軍の責任者が現れないことを、トルコのメディアは批判している。今回の事件は、トルコ内のナショナリズムについての議論が各国に広がり、特に、アルメニア人のdiasporaについての関心が高まっている。

diasporaの多くはユダヤ人の離散、追放のことを指すみたいで、アルメニア人がこの語に重ね合わされていることに興味が惹かれます。

朝日com.では、「ディンク氏は自身が創刊した週刊紙「アゴス」紙上などで、アルメニア人殺害は民族虐殺だとしたうえで、アルメニア人に対し、トルコへの敵意を捨てよと主張していたasahi.com 1/20」と書かれていました。ディンク氏が「民族虐殺」を記事にして「国家侮辱罪」で有罪になったことは、日本でも多く報道されていますが、彼がどのような視点をもって記事を書いていたかはほとんど触れられていません。
トルコ人のナショナリストによる殺害ということで、アルメニア人のナショナリズムも強まりつつあり、今後この二つの民俗の対立がトルコでは大きな軋みとなることが予想されます。
# by englishII | 2007-01-25 06:05 | 櫻井路晃
米・ブッシュ大統領の演説
BCC
これで見れるでしょうか?リンクの張り方が書いてあることを知り、やってみましたが…;;

イラク政策の失敗を認める発言をした今回の演説。その失敗を挽回するために、再びイラクに新たな軍人を派兵することを決め、国民に理解を求めたブッシュ大統領。その他エネルギー問題などにも触れました。
演説で述べた政策は大きく分けて3つ。
1、エネルギー政策
2、テロとの戦い
3、社会制度の改善
イラク政策で痛手を負ったブッシュ政権が、何とか国民、また議会の信頼と協力を得ようとする姿勢が見て取れます。しかし、議員からは冷ややかな意見も聞かれます。

大嫌いなブッシュ大統領の記事です・・・。
エネルギー政策として10年でガソリンの消費を20%カットした上で、国内でのエネルギー自給を増やす、とありましたが、本音を言えばイラクを思うように支配して石油をいただきたいというところでしょう。
社会制度の改善の中にも、社会の安全の確保がありました。これも、”テロとの正義の戦い”なしには語れないですね。
イラク戦争に対するアメリカ国民の批判や反対は高まっていますが、自分たちの生活が直接的に関わってくれば、大統領のイラク政策支持に回る人も結構いるかも。そうなれば、ブッシュ大統領のこの演説は、恐ろしいほどうまくいったことになりますが、はてさて。
演説が非常にうまい人物は他にもいます。ヒトラーやフセイン。小泉さんも上手ですよね。
# by englishII | 2007-01-25 03:23 | 村田 寛志
学びに対する愛着
≪要約≫
人種・性別・収入・生活層によって、子どもの学校や授業に対する姿勢・取り組みは異なっている。また、親の学歴によって、子どもの意識にも差が見られている。筆者はこのようなデータから、学校の教育プログラムが、どのような子どもを想定して作られていくべきか、疑問を投げかけている。

≪考察≫
またもや教育格差の問題ですが、今回は格差を作り出している要素が、複数登場します。この点に関しては、棒グラフも掲載されていて、比較的わかりやすい所でした。日本で指導案を作る際は“児童観・子ども観”というものを書かされることが多いのですが、子どもの成育環境が多様化する現代においては、たとえそれが国内の話であっても、特に難しいものであることは言うまでもありません。個人的には義務教育の限界を感じてしまう所です。(教育産業もこのような格差があるからこそ、発展して来ていると言えるでしょう。)どの子どもに合わせたプログラムを組んでいくか、プログラム自体の基盤を固めることや、それらに弾力性を持たせることに留まらず、いかにその指導要領内で的確な授業を行っていくか、教育に携わる人間全てが、今後も休むことなく議論を進めていくべき所かと思います。

≪参照記事≫
New York Times (07年1月24日)
# by englishII | 2007-01-25 02:58 | 仲間優美
「置き去り」にされた白人生徒を救わねば
The Times January 24, 2007
Schools must 'confront the problem of marginalised white pupils'


「貧しい白人生徒は、イギリス人としてのアイデンティティの危機に陥っている」
このような趣旨で、英国内務省顧問ケイス氏は報告書をまとめています。報告書は、白人の子どもが「不当なレッテル貼り」や差別を受けることによって、自分が「イギリス人」であることに否定的な子どもが増えてきていることを指摘しています。その上で、公民科の授業を、「イギリス人とは何であるか」ということを中心に教えるべきだと提言をしています。
これに対して、英国教育相も「特に労働者階級の白人生徒が、そのようなネガティブな意識を持っている」と同意しています。さらに野党である保守党の前党首もこの提言を歓迎しています。

上の要約だけだと少しわかりづらいので、自分の言葉で補足します。つまりこの記事の核心は、イギリスにおける下流階級の白人の問題だと思います。イギリスは相当な階級社会ですが、日本における「格差社会」問題と異なるのは、やはり日本と比べて圧倒的に人種の多様性が進んでいることだろうと思います。伝統的な上流・下流の構造に加えて、移民労働者層が拡大しているということです。
普通、アイデンティティと聞くと、なんとなく目が向きがちになるのは移民層です。しかし、この記事ではあえて移民層ではなく、白人の下流階級に救済を訴えている点が特徴です。論理としては、「上流階級は金を持っている。移民層は個別の民族帰属意識がある。でも白人の労働者階級はどっちもない。かわいそうでしょ?」といったところでしょうか。
「アイデンティティ」などと持ち出すと、どうしてもナショナリズムの議論を考えずにはいられませんが、これを保守党ではなく労働党政権が言い出したというのが興味深いです。多分に2005年7月のロンドンテロが影響しているように感じます。
多様な人種の移民が国内に流入している状況は、まさにグロバリゼーション。でもだからこそ「イギリス人」としてのアイデンティティが確固としてなければ不安になる。そこで教育に「アイデンティティ教育」を委託する・・・これと近い状況は日本にも訪れています。経済のグローバリズムと、それの反作用としてのナショナリズム、「美しい国」、「教育再生」。
# by englishII | 2007-01-25 02:38 | 東 真司
Free Hugs Campaign
まずはこの映像を見てください。
Free Hugs Campaign

これは2004年にシドニーでホアン・マンという青年の行動から世界に広がった“フリー・ハグズ・キャンペーン”の映像です。彼は“FREE HUGS”と書かれたボール紙を掲げ、道行く人々に「ハグしよう!」と呼びかけます。もちろん最初は変な目で見られたり無視されますが、好奇心の強い最初の一人目が彼とハグをすると、次々とハグを求めて人々は彼の周りに集まってきます。

しかしそれを見ていた警官(警備員?)らしき人物が彼らの行動をとめに入ります。それに対して人々はフリーハグをやめさせまいと署名を始め、その数は一万人にものぼりました。そして最後には警官ともハグで和解するのです。

YOU TUBEにのせられてからこの映像へのアクセスはサイト内で12番目となり、BGMに使われているSick Puppiesというバンドも記録的な売り上げを出しました。

いまや世界中に広まっている“フリー・ハグズ・キャンペーン”を実際にTIMES ONLINEの通信員たちがやってみたという記事です。

TIMES ONLINE(1/23)


外国ではハグは挨拶のようなものですが、そうはいってもいきなり赤の他人が「ハグしよう!」と言ってきたら警戒してしまうのが実際でしょう。女性がやった場合売春と勘違いされることも免れません。しかしこの映像を見ると誰しもが胸が締め付けられるような思いになるのはなぜでしょう?

「皆が皆を思いやれば戦争はなくなるのに」とか「どうして人は傷つけあうんだろう?」なんて言うのは簡単です。言うだけではただの綺麗事に過ぎません。しかしこんな簡単な方法で、ハグだけで、人は幸せになれるということが証明された今、このキャンペーンにはものすごい可能性があるのではないかと考えさせられます。綺麗事も言うだけではなく、やってみればこんなにもすごい説得力をもつものになりうるのですね。
# by englishII | 2007-01-25 02:05 | 西原鮎美
black or white
医療界におけるアパルトヘイトについての記事をみつけました。

長い歴史をもつ黒人差別の中には「医療のアパルトヘイト」もあったそうです。薬を処方される時も黒人は白人よりもリスクが高いという状況にあったり、白人には施すことを黒人には行わなかったりということがあったのです。
また、白人の医者が黒人の患者を被験者として悪用していた歴史があったとも書いてありました。
これらの出来事は過去のことだといわれがちですが、歴史が繰りかえされることのないように注意をはらわなければならないとあります。

医療の世界でも人間としての扱いを受けられないなんて、黒人の方々の歴史には重みを感じてしまいます。以前、テレビで「黒人が特殊メイクで白人になって、白人は黒人になって生活をしてみる」という企画をやっていました。黒人の人は靴屋で生まれて初めて店員に靴をはかせてもらったと発言をし、白人の人はクラブで生まれて初めて飲み物の代金を先払いで請求されたと発言をしていました。現代でもまだまだ残る差別意識。同じ国に生きる人間なのに・・・と考えてしまいます。マイケルジャクソンの「black or white」を思い出したのでタイトルにしてみました。
日本の歴史にも医学の世界で起こった恐ろしい出来事があったのですが詳しく覚えてないのがくやしいです。たしか人体実験を行っていたという・・・

# by englishII | 2007-01-25 00:37 | 郡司菜津美
中学校がなくなる
最後の投稿かと思うと、どれを投稿すればいいのかわからなくなってしまい、非常に迷いました。
最後もアメリカの教育問題ネタです。

要約元;NYT

近年、アメリカの中学校にあたるミドルスクールのあり方が二極化してきているようです。多くの学校で小中一貫校、もしくは中高一貫校へと再編が進んでいるのです。
中学校は子供達がちょうど不安定な思春期に入る頃であり、現在のその年代の子供達の学業不振、犯罪、さらには高校中退者の増加に対処するには中学校をなくしてしまうのが良いというのが多くの学校の見解のようです。では、その中学校の時期にあたる子供達は小学校と高校のどちらに入れるべきか?この年代の子供達はまだモラトリアムにいさせべきであるという学校と、早くに大学入試に備えるべきという学校で意見が割れてしまっています。
しかし、それぞれの学校に年齢間の差から生じる問題は存在しているようです。

この問題も日本がこの先ぶつかる問題の一つになることと思います。日本では中高一貫校と中学校のどちらがいいかとなるのでしょうか?それかアメリカ同様、小中一貫校がこれから増加してくることもあるかもしれません。
この記事を読んで、「小一プロブレム」「中一プロブレム」という言葉を思い出しました。授業が始まってもいつまでもお喋りを止めることができない小学校一年生や、小学校とのギャップに対応することができず、不登校になったり学業不振に陥ってしまう中学校一年生。一言で片付けられる問題ではありませんが、いつまでも幼い気持ちが抜けないのは問題です。
また、一方で中高一貫校で幼いうちから受験勉強のように日々勉強に励む中学生達もいるわけです。格差社会は学校に通う子供の頃からその土台ができあがていくのかなぁなんて思ってしまいました。
結局最後までアメリカの教育問題ばかりになってしまいましたが、おかげで随分アメリカの教育事情に詳しくなれた気がします。
# by englishII | 2007-01-25 00:31 | 渡部 唯衣
iTunesに対抗するヨーロッパ
音楽の流通を席巻しているApple社に対してのヨーロッパからの異議申し立ての記事です
要約元:CNN

Apple社はヨーロッパで当社の製品であるiPodのセールス拡大に取り組み、成果を着実に上げており、ヨーロッパ諸国での市場占有率を占めた。
そのiPodはiTunesによって購入され、ダウンロードされた歌だけしか聴けないようになっており、非Apple店で流通しているコピー保護のかかった音楽は聴くことができない。言い換えれば、iTunesオンラインストアからおとされた曲は自社製品であるiPodでしか使い物にならない。
そのことに対してドイツ・フランスの消費者団体がApple社以外のデジタル音楽プレイヤーでも、iTunesオンラインストアからダウンロードした曲が聴けるよう互換性を持つことを強制させるために北欧主導の運動に加わった。
ノルウェー・デンマーク・スウェーデンの消費者機関はApple社が自国の契約と著作権法を犯していると主張しており、この動きにドイツ・フランスが加わったのは大きな影響を及ぼすのではないだろうか。他のヨーロッパ諸国も関心を持っている。

とのことです。

今やiPodも低価格化が進み、非常にお求め安くなっていますが、流通が拡大するとそれだけ問題も多くなってくると言うことでしょうか。CDというわかりやすい形態を持たず、配信というある意味形のない文化に対して、著作権に関する問題は複雑極まりないように思えます。しかも、製品の独占の問題もそこに絡んでくると、なかなか簡単には済みそうにないのではないでしょうか。
しかし、互換性のない商品の流通なんかは色々あるわけで、ちょっと前のソニーの製品なんかを考えてくれれば分かると思います。インターネットの普及に伴って、「繋がる」ということの感覚が誇大に拡大したとも考えられます。外国は少し事情が違うのでしょうか。
# by englishII | 2007-01-25 00:00 | 後閑広
北朝鮮に亡命したアメリカ人兵士の話
拉致被害者、曽我ひとみさんの夫ジェンキンス氏がアメリカの脱走兵であるということは有名です。
実は、時を同じくしてアメリカ軍から北朝鮮へ脱走した兵士がジェンキンス氏の他に3名います。
その中の1人、James Dresnokさんの話が載っていました。
(23 January 2007, Last US defector in North Korea  BBC)


彼は当時の脱走兵4人の中で唯一、今も北朝鮮で暮らしている人です。
2人は既に死亡しています。(ご存知の通り、1人はジェンキンス氏。日本で暮らしています)
彼が何故亡命したのか。
彼は子ども時代の不安定さと、最初の妻の不貞での絶望状態を理由としています。
そんな彼も、最初は北朝鮮に来たことを後悔したそうです。しかし、北朝鮮による共産主義などの教育を受けて、北朝鮮に合わせていこうと決心。
今は北朝鮮で言語を教えたり、翻訳をしたりしているようです。
彼は、北朝鮮では優遇された立場であり、飢饉のときも米がきちんと支給されていたようで、彼自身も「北朝鮮に来たことを決して後悔しないし、北朝鮮は家だ。」そして、「国が死ぬまで面倒見てくれるだろう」と語っています。


国が面倒見てくれるなら、北朝鮮もいいかもしれないですね。
でも、それはあくまで国に住む他の人のことを見なかったときのこと。飢えに苦しむ貧しい人が沢山いるのに、Dresnokさんのように言えるのでしょうか。
6カ国協議も再開されるとかされないとか。
拉致問題も大切ですが、北朝鮮に暮らす貧しい人たちのためにも、何かしらの進展があってほしいと思います。
# by englishII | 2007-01-24 20:45 | 丸野寿子
EU、セルビアに民主化を求めるーコソボ問題
アルジャジーラ、1/24の記事
21日投票されたセルビア議会選挙で、極右民族派のセルビア急進党が第1党となったことについて、EUの外相は22日、民主主義勢力が同国を指導するよう求めた。しかし、その一方で同国のEU加盟を今後も支持する方針を決めた。同党は単独で過半数を獲得できず、EU早期加盟を掲げる、親欧米路線の民主党などが、民主勢力中心の連立政権樹立に向けた動きを開始したが困難が予想される。この選挙の結果を受けて、コソボの独立問題に一層影を落とすと見られている。

<セルビアとコソボ問題>
旧ユーゴスラビアから1991~92年、スロベニアやクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニアが独立。セルビアとモンテネグロは92年、ユーゴ連邦を樹立した。98~99年のコソボ紛争後は国連がコソボ自治州を暫定統治。ユーゴ連邦は2003年、緩やかな国家連合に形態を変え、06年にモンテネグロが独立した。
セルビアでは、民主党など3党を含むほとんどの政党がコソボ独立に反対している。こうした中、国連事務総長特使は2月上旬にも独立問題に関する報告書を出す予定で、英紙タイムズによれば、コソボ独立を明確に勧告しないまでも国連の議席付与、防衛・外交の独立を提言する見通しだ。
ロシアのプーチン大統領は21日、露国内の少数民族への影響を恐れ、コソボ独立に反対する考えを表明。しかし、EUおよび主要国首脳会議の議長国を務めるドイツのメルケル首相は独立支持の姿勢を鮮明にするなど、セルビアに圧力をかけ始めている。

7年以上のコソボ独立問題も、国連の最終報告書の提出の見通しを受け、決着かと思われるのですが、今回の選挙の結果や、安保理事国のロシアの反対表明で、どうなっていくのか注目していきたいところです。報告書の提出後は、
(1)3月にも国連安保理がコソボ問題を審議
(2)安保理が新たな決議を採択
(3)コソボが独立を宣言し、欧米諸国が承認
というのが大筋のシナリオらしいです。
セルビアでは「安保理でセルビアの友好国ロシアや、台湾問題を抱える中国が拒否権を行使することに期待する」との声もあるとか。
ユーゴスラビア→新ユーゴスラビア→セルビア・モンテネグロ→セルビア→コソボ独立で、どんどん国土・影響力が縮小・低下していっているセルビアは、 現状では、EU加盟はまだ先の話でしょうか。
コソボの問題も、長年に渡り蓄積され、今も完全には解決しておらず、そもそもセルビア人がコソボから追い出されているのも民族浄化なのでは・・・?と疑問です。
まずは、この選挙を受けて、セルビアの人々の暮らしが改善されていけばと願います。そして、EUは東欧を見捨てることなく、対話を続けていくことが大切だと思います。                 
# by englishII | 2007-01-24 20:34 | 吉田 亜由美
クリントンVSオバマか、それともCNN VS FOXなのか
記事:NYtimes(1.24)

<内容>
ケーブルテレビのニュース番組のライバルCNNとFOXが、大統領候補者ヒラリー・クリントンが関係したとされている、同じく民主党の候補者オバマ・バラックに関しての報告書の報道をめぐって論争を繰り広げているという記事です。FOXニュースは「雑誌に載せられた報告書では、オバマ氏はイスラム原理系の学校に通っており、この報告書はクリントン夫人側が暴いたものだ」と報道しているが、CNNはこの報告書の間違いをつきとめ、さらに報告書に関わったのはクリントンではなく、FOXであると非難している。記事はCNNとそれに対するFOXのCNN非難コメントを載せつつも、報告書を大げさに広めたFOXに対してやや懐疑的な立場のようである。

<コメント>
この出来事を分析するのにかなりの時間がかかりました泣。
まず始めに、CNNいわく保守の雑誌である、ワシントンタイムスの小誌:インサイト誌の記事にクリントン側が関係していたとされるオバマに関しての報告書が掲載されます。そこにはオバマ氏の出身校はイスラム教の学校で熱狂的なイスラム教の教えを受けていることが発覚した、とされています。次にこれを報道したFOXニュースはオバマ氏出身のインドネシアにある学校を過激なテロリストとなる団体としてクリントンをかばう補足説明をしつつ、この報告書騒動を(民主党の)汚い政治的な運動で以後もこういったオバマバッシングがされるだろうと報道し、さらにこの騒動は共和党には一切関係ないと伝えました。そしてライバルメディアCNNは、オバマ氏の学校を調査してこの報告書が間違っていると指摘し、この報告書を作り、報道したのはFOXではないのかという疑問を投げかけています。

これは単に大統領候補者を利用したライバル会社同士のたたきあいのようにも見えますが、もしFOXがニュースで大々的に取り上げなければこのような騒動には発展しなかったはずです。私の考えでは、この騒動こそがFOXが意図するものだったのではないでしょうか。まず、クリントン夫人がオバマ氏の過去を暴いたと報道することによって、オバマ氏とイスラム教の関わりを報道するとともに、報告書作成をクリントン側の姑息な手段とアピールすることができます。つまり民主党の二人の候補者のイメージダウンが最終的な狙いだったのではないでしょうか。実際CNNは報告書作成の段階でFOXが関係していると指摘し、クリントン側も報告書の関わりを否定しています。真実はわかりませんが、この出来事の背景に保守層や右翼層の動きがありそうでした…。

最後の投稿はアメリカの「政治」についてで、長くなってしまってすいません。人種問題にも興味があったのでクリントン夫人が圧倒的に優勢のなか黒人のオバマ氏をとりまく動きも気になります。
# by englishII | 2007-01-24 19:38 | 稲葉望
同じ過ちを繰り返さないために


Barney Calman
Tuesday January 23, 2007
The Guardian

西ロンドンのBerrymadeでシングルマザーのクラークさんは奉仕活動労働者として不登校児の対策に取り組んでいます。彼女は毎朝校門に立って生徒に声をかけ、時には家に出向いて生徒が登校できるようにサポートしています。困難な仕事の上に、十分な給料が支払われていないのにも関わらず、彼女がこのような活動を行うのはなぜなのでしょうか。答えは彼女の過去にあります。実は彼女は過去に自分の息子を亡くした経験があるのです。そしてその原因が息子の不登校にあったと固く信じています。同じ過ちを繰り返してほしくないという強い気持ちを持って彼女は他の子を助けるべく努力を注いでいます。

不登校児対策の記事ですが、私はそれ以上に親が子を思う気持ちを感じました。先日、交通事故で娘を亡くした風見しんごさんが泣きながら交通安全を訴えていました。何をしても娘は帰ってこないが、せめて同じ過ちを繰り返してほしくないという強い気持ちの表れだったと思います。クラークさんにも風見しんごさんと同じような気持ちがあって今の活動をしていると思いますが、同じ過ちを繰り返してほしくないという気持ちよりも、そうでもしていないと生きていられないというような、なんというか、言葉では表しづらいのですが、そんな気持ちでいるように思います。そんな彼らを見て私たちができることは、彼らの悲しみを無駄にしないことだと思います。しかし、さっそく今朝のニュースで同じような交差点での交通事故死のニュースを見てしまいました。非常に残念です。
# by englishii | 2007-01-24 14:43 | 久保田真悟
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